Tuesday, April 26, 2005

Terry Fox

誰かの回し蹴りで私の記憶が喪失する前に、皆には色々と伝えておきたい事が・・・ぐふぐふっ。(意味が分からない人は過去のコメントを読んでね。)
日本はもう少しでGWだと言うのに、悲しい事件が起きてしまったね。亡くなった方のお名前を見てると、年齢がバラバラで、命が終わるのって、やっぱり運命的なんじゃないかって思ってしまうよ。死について色々考えさせられちゃうね。けど、死なない人も無いわけだしさ・・・ ・・・ ・・・

で、今回、自分の運命と命を最大限に輝かせて死んでいった人の事を書こうと思う。彼の名前はTerry Fox。ふと彼の事を思い出させてくれたのが下のコイン。

洗濯するのにコインが必要でさ、お店で両替してもらったらこれをもらったんだよ。このコイン、使えるわけなくて、おかげで一回分洗濯できなくなっちゃったよ。(笑)
カナダには色んなデザインのコインがあって、province coinとか、millennium coinとか、数えたら50以上あるんじゃないかって思う。その中でも彼がこうしてコインのデザインになったのは以下のとおり。

『テリー・フォックスが1ドル硬貨に-
カナダのヒーロー、テリー・フォックスが1ドル硬貨となる。1977年、当時18歳だったテリー・フォックスは癌と診断され、治療中に癌研究への募金のためのカナダ横断マラソンを思い立った。右足を切断したため義足でのマラソンが1980年4月12日、東海岸から始まり、順調に続いていたが、143日後、5373kmを走った後、オンタリオ州サンダーベイ付近で癌が肺に転移していることが判明。数ヶ月後に22歳の若さで死亡した。4半世紀たった今、志半ばで倒れたテリー・フォックスの偉業を称え、その走る姿が1ドル硬貨に刻まれることになった。もう一方の面にはエリザベス女王の肖像がデザインされている。カナダ王立造幣局は14日、SFUにおいて硬貨披露式を行い、式の模様はテレビおよびインターネットで生中継され、全国の多くの子供たちがこの式典を見た。新硬貨の流通開始日は4月4日。カナダの硬貨にカナダ人が刻まれるのは初めてのこと。テリー・フォックスを記念して行われている1人1ドルの募金を集める「希望へのマラソン」は2200万ドルの募金額を達成、その後、世界規模で募金活動が起こり、3億6000万ドル以上の募金が集められた。式に参加した兄弟のダレルさんは、テリー・フォックスがコインに刻まれることを知ったら、大感激し、照れるだろうと話し、新硬貨は「1ルーニー」のかわりに「1テリー」と呼ぶことを提案している。』
元URL:http://www.mapletown.ca/news_detail.mt?news_id=11496&category_id=10003


Posted by Hello
English sites:http://www.terryfoxrun.org.tw/history_e.html
http://www.collectionscanada.ca/2/6/h6-214-e.html

これを読んで胸が熱くなっちゃうのは、私だけですか?とりあえず私だったら右足切断した時点ですごい落ち込むし、もう少しで死んじゃうんだって分かったらワガママし放題、お金も使い放題、とりあえず急いで海外に出て、見たい国周って、体が弱ってる所になんか悪い食べ物でも当たって死ぬ、くらいの程度で命が尽きる気がする。彼は毎日26マイル=フルマラソンに相当する距離を走っていたわけで、それがどんなに大変な事か。とりあえずフルマラソン走ったら、翌日から数日は足が痛くてうごけません!しかもそれを義足でだなんて・・・。
最近マラソンさぼり気味なんだけど、彼にちなんだ大会があったら、寄付して参加して走りたいなぁ。