Wednesday, May 18, 2005

苦労話

日本以外の国に住んでいると、日本では到底しないような事をしてたりします。

まず、炊飯器!カナダの家庭にライスクッカーが無いのは普通です。「ふ、普通だよね?」と不安になったので一応ヒューに聞いてみたら、彼のお家では彼が15歳になるくらいまで炊飯器は無かったそうで。(自分的世界では有り得ない話)また彼の友人宅でも持っている人はほぼ居なかったそうな。(みんな何食ってんだ?)で、上の写真は我が家の炊飯器。あれ?ふたつ・・・?というのは理由があって、手前のものはアパートで暮らすようになったときに絶対不可欠(こぶし)!と思って買ったもの。こっちで一人暮らししてる友達多いけど、炊飯器はほとんどみんなが買う道具。みんないいヤツ買ったりしてるけど、私のはこんな炊飯器でした。これって日本じゃ探すの難しいんじゃないか?って感じの代物でしょ?それでもこの炊飯器には1年お世話になりましたよ。
で、後方の炊飯器は昨日手に入れたもの。アパートに住んでると、「このアパートから引越しするんだけど、家具要らないんで買わない?」という内容の張り紙が時々あったりします。その方に連絡してみたらお引越しされる方は日本人さんと中国人さんのカップルで、彼女はここに6年居たとか。その方が「この炊飯器はチャイナタウンで180ドルで買ったんですよ!それを20ドルでどうです?」と言って来られたものだから、『今一つあるんだけど、うぅ、どうしよ・・・欲しい!』と思って、つい買ってしまいました。炊飯器って値段が高ければ高い程やっぱり美味しく炊ける気がするよ。性能の良い方をメインに使う事とし、手前の炊飯器は壊れた時の予備+蒸し器専用となりました。一つを蒸し器、と言い張っている私ですが、ふたつとも炊飯器である事には変らず、「two rice cookers... eh?」と鼻で笑われている次第。

Posted by Hello
日本でしなかった事でここで良くする事のふたつ目はお鮨を作ること。お鮨は高い。日本でちょっとスーパーに行ってお鮨を買ってくるのとワケが違います。とくに私のような貧乏学生にとってはお刺身を買うお金なんてありませんよ。お刺身なんてさ、150gくらいのちっこい“冷凍”の固まりが5ドルとか。で、上のはそんな上等食品の全く入っていない(笑)カニ缶とアボガドで作った巻き鮨。これぞCalifornia Rollだね。カリフォルニアロールって日本に存在しないけど、日本国外に出ると必ずあるのはなんでだろうね?ちなみにカリフォルニアロールの発明者はカナダ、バンクーバーのtojo'sのシェフ(オーナー)らしいです。tojo'sは美味しいと有名なお店だけど、その分お値段も格段に高いです。いつかリッチになったら行くぞー! (宣言)
お刺身話の続きになるけど、トロを食べてるつもりでアボガドを食べる。最初、アボガド+醤油のコンビに挑戦したときは「えぇ~」って思ったけど、今ではごく普通。カリフォルニアロールにアボガドは入ってるし、サラダ感覚と思うとマジ美味しい。しかし「トロが食べれないからアボガドなのよね・・・」とか思いながら食べるとすっごく惨めな気持ちになるので要注意!(あはは)ちなみにアボガドは一個=ご飯一杯分のカロリー。とっても栄養素が優れてる食べ物だったりします。
こんなの、日本じゃしないよなー、という事でこれって苦労か?と思って苦労話、とタイトルを付けてみました。笑ってくれたらこれ幸いです。