私の周りの人語録
とりあえず一週間終わりました。セメスターの一番最初の週って何かと大変だったりします。行き慣れた学校だけど新しい教室、新しい先生、新しい教科書、見 知らぬ生徒さん、今までに無い教え方、今までと違った生活時間帯、等等・・・準備して授業に参加しているだけで奔走している感じ。はぁ、でもやっと一週間 が終わった。来週からこのルーティーンに慣れて行きたいところ。
さて、私の状況はさておき、今日は“私の周りの人語録”を書きたいと思います。生きてるといいセリフに出会う事ってあるよね。それが本の中だったり、ドラマのセリフだったり・・・。探せば色々ありそうだけど、今回はバスの中で何故か頭に浮かんできた御三方をご紹介。
まず、デパート勤務時代の日岡さんの言葉。
日岡さんは当時定年間際の方でした。私は短大卒業後、フレッシャーズとして入社したから当時21歳かな?21歳は21歳なりにあれこれ考え悩む事もあったんだけど、日岡さんと何かを話していた時に「戻れるなら30歳に戻りたい。花の三十代!」とおっしゃるではありませんか。30代到達まであと10年くらいあった自分は「まだまだこの世には知らない事が一杯あるんだ。」と感心したものです。60歳の時「花の三十代」とか「花の四十代」とか言える様に生きたいな。
デパート勤務時代と言ったら外せないのが前田さん。(読む人にとっちゃ~、誰だよって話だな-笑)
売り場に行ったら無いですか?綺麗な格好をしてお金持ちっぽい格好をしてると販売員さんはニコニコとサービスが良い。サンダルにスーパーのビニール袋でも提げていこうものなら相手にもされずって事。でも自分が販売の側にまわっている時に言われました。「人を見た目で判断するんじゃないよ。デパートをスーパー並みに思っている人はいい格好なんてしてこないんだから。」 と。そう、デパートに行くんだわ、綺麗な格好していかないと!と着飾って来る人の中に、お金の持っていない人も居ます。日本橋近辺に邸宅があり、世間での 1万円が100円くらいにしか思えて無い人はツッカケ&部屋着でデパートに来る。それこそデパートが近所のコンビニエンスストア状態。もちろん見た目で 人ってかなり左右されるけど中身までは分からないって 事。私にとってガツン!と来た言葉であります。
最後は、オーストラリアはパースに住んでいた時のアメリカ人女性、モリーンの言葉。その当時、彼女のシェアハウスに住んでいたんだけど、彼女が新聞を読んでいた時に発した言葉。「新聞を読むのは面白いわよ。別の自分の物語が書いてあるから。」 自分はたまたま日本の、自分の両親の元に生まれてきたからこうして生きてるけど、もし同じ環境が揃ったら極悪非道の殺人犯となんら変らない行動を取るのか もしれない。新聞に書いてある事を「もし自分だったら?自分がそこに居たら?これが自分に起こったら?」と考えるとニュースがとっても身近なものになると いう事です。
一つくらい「へぇ~」ってのありました?え?全く無い?
いやいや、語録を並べるのは簡単なのです。実践が難しい。ここだけの話、アタシなんか思いっきり「あの長髪の男、キモイ。しぐさが変。首をポキポキ鳴らして授業中ウザイ。」とか言っちゃってます。ニュースだって色々知ってるわけじゃないし。
家の母とかも時々、ものすごい心に響く事を言う事があって、「お母さん、いい事言うねぇ~」と誉めたものなら「言うだけなら色々あるで~。もっと言ったろか~?」と返って来る始末。やっぱりカエルの子は蛙って事で御後がよろしいようで・・・良い週末を!
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